【超大型台風21号の影響と現在】
皆さま、お久しぶりです。
少し前のお話ですが、10月に接近した超大型台風21号の影響について、お伝えします。
10月22日、超大型台風21号の接近に伴い、つくばね発電所は発電を停止させました。
当日の夜間には、東吉野内に避難指示が出るほど、河川が増水しました。
翌朝、つくばね発電所の建屋には特に大きな影響はありませんでしたが、取水口に大きな被害が発生。取水口から沈砂地タンクまでの用水路が土砂で完全に埋まり、通水できない状態とな
り、発電再開ができませんでした。
10月25日、協議会メンバー5人と会社メンバー3人で沈砂池タンク内の土砂を排出する作業を開始。その日のうちにタンク内の撤去は完了できましたが、取水口からタンクまでの導水路に詰まった土砂は排出できず、通水できない為、この日も発電再開には至りませんでした。
11月1日に水道業者がその土砂を排出し、通水でき、発電所を無事に再開できました。
その後は、最大発電量を27日間も維持することができ、12月分(11月8日から12月7日まで)の売上は、過去最高となりました。
しかし、11月下旬から徐々に発電量は低下し、現在では、50kWh~40kWhの発電量となっています。
なお、今回の台風被害における復旧工事や売電の損益については、保険会社と調整中でございます。
今後、つくばね発電所は初めての冬場を経験します。また何かしらのトラブルが発生しても、迅速に対応できるよう注意していきます。
これからも、つくばね発電所と東吉野村小水力利用推進協議会をどうぞよろしくお願いいたします。
広報担当